愛する人
今回、ひさびさに深い余韻をもつ映画に出会った。
それは一見ありきたりなふつうの人たちの物語。
二人暮らしの母を介護しながら、仕事をする中年女性。
順調にキャリアアップする弁護士の女。彼女の腕を認める上司。
子供が生めない妻。彼女を支える夫。
ふつうの人の物語は、淡々と映し出される。
大掛かりな音楽もない。
どこにでもありそうな街の風景。
淡々と交わされる会話。
演出には無駄な装飾がいっさいなく、そのことでより一層
俳優と脚本の力量が飽くことなくにじみ出る。
演出には無駄な装飾がいっさいなく、そのことでより一層
俳優と脚本の力量が飽くことなくにじみ出る。
画面上に映し出される人々の奥底にはどうしようもなく
「人を愛したい」という止めどない渇望が流れている。
「人を愛したい」という止めどない渇望が流れている。
もちろん、映画には欠かせないドラマもある。
14歳で出産した母は、生まれたその日に娘を養子にだす。
30代になったその娘は、結婚も出産もすることを拒否し、
一人の人生を貫こうとする。
一方、子供が生めない夫婦の妻は養子を受け入れようと
様々な試練に立ち向かう。
血がつながってるもの同士の愛のすれ違い。
血がつながってないもの同士の愛のつながり。
人物たちが絡みあい、ここには書ききれないほど
多面的な「人間の愛」が交差する。
回数を重ねるごとに異なる気づきを与えてれる、そんな
深さをもった作品だった。
また、現代を生きる女性たちにとって身近な問題となる
不妊症や養子縁組など、「子供をもつこと」の意味も
考えさせられる局面もある。
それはまるで見る角度によって絵が変化するような、
回数を重ねるごとに異なる気づきを与えてれる、そんな
深さをもった作品だった。
また、現代を生きる女性たちにとって身近な問題となる
不妊症や養子縁組など、「子供をもつこと」の意味も
考えさせられる局面もある。
それはまるで見る角度によって絵が変化するような、
ジグソーパズルのようだ。
そんな物語を、ぜひ一度味わってほしい。
そして、自分の周りにある愛のかたちを、いま一度
確かめてほしい。
現在、Bunkamura ル・シネマを始め、全国公開中デス。
(サイトより)
監督は、「彼女をみればわかること」「美しい人」など、女性の心情を描くスペシャリストとして、そして、作家ガルシア・マルケスの息子として世界に名を馳せている、ロゴリゴ・ガルシア。彼が10年間構想したこの物語に「21グラム」「バベル」のアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥが心酔し、プロデューサーを引き受けた。
錚々たるハリウッド俳優が参加!
アネット・ベニング
ナオミ・キャンベル
(ナオミは自身の妊娠姿で登場。作品への意気込みをみせてます)
(ナオミは自身の妊娠姿で登場。作品への意気込みをみせてます)
サミュエル・L・ジャクソン



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