2010年6月21日月曜日

原油流出事故

今、私が一番気になっていることの1つが、メキシコ湾の原油流出事故です。

1日当たりの原油流出量が推定5600~9500キロ、それが4月20日から毎日海に流れ続けているのだそうです。
すさまじい量です・・・

NASAの航空写真



メキシコ湾に面する、アメリカ ルイジアナ州のビーチは既にこんな事態になっています。
(撮影されたのは5月です)




原油まみれのペリカンの姿が映像で流れる度、胸がしめつけられるような気持ちになるのは恐らく私だけではないと思います。

野生の動物や野鳥、魚たちは、何も文句も言えずにこの現実をただ受け入れなければなりません。
私たち人間の起こした問題で、自然界の弱者たちが犠牲になっています。
別に、人間が一番偉いわけじゃないのに・・・




原油の流出を止めるためには、海底の流出口にセメントを注いでふたをするしかないらしいのですが、これが実現するのは8月頃になるとのこと。
それまでの間、ずっと海には原油が流れ続けるということです。

海洋生物などの生態系や水産資源に深刻なダメージをもたらすことは確実です。
一度壊れてしまったものはなかなか取り戻すことは出来ません。

地球からの警告?

この状況をただ見ていることしか出来ないのが、本当に切ない…

BP社のCEOが週末ヨットレース見に行ってたって報道されていたけど、なんだかやるせない気持ちになった。

1 件のコメント:

  1. 原油流出を助けるボランティアの人にも、健康被害があったりするという。これを読んで、ほんとニッチもサッチも行かない出来事なんだと思ったよ。

    http://www.fastcompany.com/1657625/read-this-before-you-volunteer-to-clean-up-the-bp-oil-disaster

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